森 覚

｜博士（文学）Ph.D. ｜

学術分野：絵本学、比較文化論、比較芸術論、表象文化論

仏教文化におけるメディア研究会 代表｜仏教文化資源研究会 会長

｜専門分野｜

仏教絵本を専門にする研究者として、多種多様なメディアが相互に関連しあうポスト・グーテンベルク以降の絵本・マンガ・童話・玩具から読みとれる日本・宗教・地域・人物をめぐる表現について考察しています。

メディアが生成する表現は、時代ごとに移り変わる思想・価値観・習俗・政治・経済・階級・性別・宗教・芸術などの文化的要因を取り込みながら具現化され、変容します。

こうしたメディアによって生成される表現を、人間は、いかに知覚し、解釈し、共有し、利用してきたのかを研究しています。

① 絵本、マンガ、童話、玩具が生成する日本の近代化・宗教・地域・人物の表象

② 近現代日本の仏教絵本研究

③ 社会と関わるなかで創出されるメディア表現

④ 複製技術時代と大量生産消費社会におけるアートとグラフィック

⑤ イデオロギー装置としてのメディア表現

⑥ メディアを越境するコンテンツの研究

⑦ 近現代日本における児童書・玩具の展開と近代教育の研究

⑧ メディア表現の生成・伝達・受容・再生産にかかわる人々 

⑨ ポスト・グーテンベルク的状況におけるメディアの多様性

⑩ 出身者である作者が地域を表現するセルフ・ナラティブ（自分語り）の問題