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2021年4月12日

ゲノムデータベースに眠る生殖細胞関連遺伝子の同定とその疾患モデル動物の解析

北隆館BIO Clinica 5月号 疾患ゲノム研究の最前線
  • 丹野修宏
  • ,
  • 竹本一政
  • ,
  • 高田幸
  • ,
  • 石黒啓一郎

36
5
開始ページ
85
終了ページ
90
記述言語
日本語
掲載種別
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
出版者・発行元
北隆館

最近,筆者らは減数分裂の開始に決定的な 役割を果たす転写因子 MEIOSIN を同定した。 この標的遺伝子にはゲノムデータベースに眠 る未解析のものが多く含まれる。ゲノム編集 法を用いた疾患モデル動物の解析から,これ らの未解析の遺伝子には精子・卵子の正常な 形成に必要とされるものが含まれることが明 らかとなった。近年大きく発展したゲノムデー タベースを活用して,ゲノム編集法やジーン トラップ ES 細胞ライブラリーなどを駆使した 疾患モデル動物の解析は不妊の原因解明に資 する可能性がある。

リンク情報
共同研究・競争的資金等の研究課題
減数分裂における高次クロマチン構造の確立機構の解明
共同研究・競争的資金等の研究課題
不妊に関連する減数分裂因子の研究
共同研究・競争的資金等の研究課題
不妊不育に関わる原因遺伝子の解明
共同研究・競争的資金等の研究課題
配偶子構築における減数第一分裂の制御機構の解明
共同研究・競争的資金等の研究課題
生殖細胞系列と体細胞系列の高次クロマチンドメインの違いを規定するメカニズムの解明
共同研究・競争的資金等の研究課題
体細胞型から減数分裂型の細胞周期調節への切替え機構
URL
http://hokuryukan-ns.co.jp/cms/books/bio-clinica-2021年-5月号-疾患ゲノム研究の最前線/

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