2013年4月 - 2016年3月
非定常特性を考慮に入れた低レイノルズ数翼の最適設計の研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究課題では、超高々度や火星大気環境などの低レイノルズ数希薄大気中の飛行を想定した翼型設計の研究というテーマで3年間の研究を実施した。低レイノルズ数翼においては比較的大きな変動を伴う非定常流れが顕著となる。ここでは数値計算手法と風洞実験の両面からこの変動発生機構を明らかにし、その結果、薄翼に対してたわみを後方に位置させ、前縁部はフラットな形状とすることが空力特性向上に有効であることがわかった。成果は国際誌等で発信した。
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- 課題番号 : 25420139
- 体系的課題番号 : JP25420139