2016年4月 - 2018年3月
トリプシン超越型新世代ショットガンプロテオミクス
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
新規プロテアーゼの開拓に取り組み、LysArgaseに属するTrypNを検討した。消化条件を最適化するとともに、生成するペプチドの分離条件およびMS条件を調べた。特にイオン交換クロマトグラフィーを積極的に利用する分離条件を検討し、トリプシン消化ペプチドとの比較において、陽イオン交換クロマトグラフィーにおいて正電荷の位置による分離が可能であることを見出した。TrypN消化後に陽イオン交換クロマトグラフィー分離を行うことにより、タンパク質N末端ペプチドを選択的に濃縮可能であることを示した。
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- 課題番号 : 16K15107
- 体系的課題番号 : JP16K15107