検索

カウンタ

Counter (since 2013)196198

雑記帳

雑記帳 >> 記事詳細

2018/12/02

めげずに頑張った結果・・・

Tweet ThisSend to Facebook | by h_enari

平和な日曜日。

午前は家で掃除など。
すると、日本の音百選にも選ばれているこの時期恒例の「松の勧進」のホラ貝の音が聞こえはじめる
(松の勧進の詳細はこちら

今年も在宅中に回ってきていただけたので、早速家の中でホラ貝を吹いていただく。
この効果は抜群だったようで・・・(その理由は最後に書きます)


で、家でじっとするのが苦手な性分なので、山に向かう。
ちょうど今日は学生たちがタヌキ捕獲のための罠見回りをしているのを知っていたので、途中で捕獲の一報があるかと思って、捕獲道具一式を大学に取りに行ってから山へ。

その途中、学生から電話があり、今日は失敗とのこと。
こちらは、なかなかうまくいきませんね。

せっかく捕獲道具を持っていたので、そのまま朝日の山奥でサルのハンティングに(といっても学術捕獲です)。

今日は晴天。ですが、サルは全然現れず。
ということでなぜか登山気味で山を歩き回る。

名もなき山


既に積雪がある山の中を歩き回って、名もなき山を登頂。
で、ふと脇を見るとクマの爪痕

爪痕

上を見上げると

クマだな

ちょっと前に、クマがブナの堅果を食べていたようですね。クマ棚です。

で、近場にはキノコ。
んんん。その場では同定できず。あとで食べれるかを確認しましょう。

キノコ

歩き回りすぎて、やや疲れる。
車に戻って、少々昼寝(今日は休みですので。。。)

で、再び奥山方面を攻めてみる

と、突然妻がサル群れを発見。

ということで、急ぎ麻酔を用意して、銃に装填。

結構これに時間がかかるのですよね(やったことがある人であればわかっていただけるはず)。サル探索は半分あきらめかけていたので、準備があますぎました(不覚でした)。

その場所は、普通の人はあまり行かないであろう相当の奥山でしたので、まったく人慣れしていない群れ。ですので、つぎつぎと逃げだしていき、やっぱり無理か・・・という雰囲気になる。

が、ふと左手を見ると、残された子ザル集団と、一頭だけ成獣メスが。

これが最後のチャンスか・・・

ということで、急ぎスコープで照準を合わせる。

むろん、まったく人馴れしていないサルですので、ダッシュで逃げ出す。

が、


ちょうど、その雌の子供(1歳ぐらいでしょうか)が、やや警戒心が薄かったのか、逃げるのを出遅れる。ありがちな行動パターンです。

さすが霊長類です。
命の危険を感じたのか、その母ちゃんザルがわが子の手を無理やり引っ張り、腹に抱える。きっと自分の子供を守ろうとしたのでしょうね。

で、これはチャンスと思い、その母ザルの上腕に麻酔銃を発砲。命中。
(注意:非人道的な慈悲のない行為にみえると思いますが、麻酔銃による生体捕獲ですので、器材取りつけ後、すぐにその群れへ戻します。しばらくしたら、その子供と再会したはずですので・・・。念のための補足です)

命中した後が大変なのが麻酔銃捕獲。すぐに麻酔が効くわけではありませんので。
藪をかき分けダッシュで探す。幸運にも下草は枯れ、見通しの良い林内。
しかも河川わきでうずくまっていました。


捕獲成功

想像以上に大きなサル。のちに体重を図ると、16キロ越え。太っている秋とはいえ、メスではニホンザル最大級のサイズでしょうね。

運ぶのも一苦労(で、このブログを書いている今になって腰が痛みだしています)。しかも、なかなか麻酔が効きません。最後まで完全に麻酔が効くことはありませんでした。

ちかくにこの母ザルの子供が心配そうに鳴き続ける中、しゅくしゅくと計測と機材の取り付け。


捕獲成功②

麻酔が完全に効かないので、時折暴れだしそうなのを押さえつけながら作業。
(安全面を考えると、このやり方はあまり適切ではないのですが、すでに夕暮れ時で、ここで追加麻酔をすると夜までサルが寝てしまう可能性があり、そちらのほうがサルも私たちもリスクが高いと思ったので、しかたなく・・・といったところ)

麻酔銃が当たった個所を消毒して、作業終了。この段階で完全に真っ暗。
奥山群のたくましいメスザルだったので、ものすごいパワーで腕を握られました。

ここは、積雪が3~5メートルぐらいのところでしょうか。
うまくデータが回収できれば、超豪雪帯で生活するサルの越冬生態の一端が分かるでしょうね(たぶんここまでの豪雪地は前回の白神に続き他に誰もやっていないでしょう)。期待しましょう。まずは、無事に生き残ってくれることを祈るばかり。


ホラ貝効果でしたかね。無事に終了で何より。ですが、さすがに疲れました・・・。明日から平日。頑張りますか。


@じたく










21:09 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 報告