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(2010 年 4 月 30 日「研究ブログ」に設置)

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2019/06/23

ストックホルム再訪1

Tweet ThisSend to Facebook | by Takebe
先週末から木曜日まで、ストックホルムの Nordita(Nordic Institute for Theoretical Physics)での研究会 Elliptic integrable systems, special functions and quantum field theory に出席しました。

研究会の復習はまた後日にして、まずは7年ぶりのストックホルムの感想から。

どこか新しい所に行く時は私は大抵ビクビクしながら行くんですが、今回は「ビクビク」よりもどことなく「ワクワク」。Nordita 研究所は初めてとは言え、ストックホルムには来たことがある、しかも8年前には三ヶ月も長逗留したから勝手が分かっている、という安心感のお陰でしょう(8年前の記事7年前の記事)。

空港→宿、宿→研究所という初めての道も、予めもらっていた道順の説明が詳しかった上に、どちらも途中で旧知の研究会参加者と一緒になるという偶然に恵まれてまったく問題無く行けました。

まあ、全体として全然問題が無かった訳ではない。以前来た時も感じましたが、とにかく物価が高いし、外食も高い。付加価値税25%(軽減税率12%)ということもありますが、それを入れなくても高いような気がします。例えば市内のバスは32クローナ(SEK)、宿の食堂での朝食(ビュッフェ)は270 SEKでした(今のレートは1SEK = 11.4 - 11.5 円)。朝食は一回だけ食堂で食べましたが、質は良くても一食三千円はちょっと…。という訳で、二日目からは近くのスーパーでパンやハムやオレンジジュースを買い込んで自分で簡単に作りました。(部屋に冷蔵庫や台所があったので。)

台所

これに関して失敗(?)したのは、現金。7年前(2012年)に来た時に四百クローネ以上を余らせていて、今回はそれを持ってきました。が!宿の朝食券を買おうと財布から出したら「それは受け取れません」。「クレジットカードだけ?」ではなく、紙幣が変わっていた!調べると2015年10月に新しい紙幣が導入され、短期間で完全に入れ替わって旧札が使えなくなっていました。(>_<) スェーデンの人に聞くと、銀行でなら替えられるかもしれないが非常に煩雑な手続きがいる、との事。現在のレートで五千円近く損してしまった(昔は SEK/JPY がもう少し高かったので、7年前のレートだとさらに大きな損)。

もちろん現在はほぼすべての買い物がクレジットカードで出来ますから(むしろ、現金が使えない事がある)、買い物は大丈夫。但し、みんなで食事に行って割り勘しようとすると困ってしまった。割り勘は、日本人の先生方に建て替えてもらって、いずれ円でお返しすることにしました。S 先生、K 先生ありがとうございます!m(__)m

閑話休題。ストックホルムはどこを撮っても観光絵葉書みたいな写真が撮れますが、そうでないのも交えながら、以下写真集。

到着直後、ストックホルム中央駅の側で、わざとスェーデンらしくないアングル。

バーガーキングとセブンイレブン

宿の窓から外を見ると港になっていて

宿の窓から

豪華客船などが来ていました。

豪華客船

ちょっと散歩してそっちの方へ行ったら、こんな標識が。

バルト海の都市

バルト海沿岸の国々の都市名が並んでいます。

以下、宿から研究所まで徒歩45分の途中で見かけたもの(バスで行くことが推奨されていましたが、地図を見ると道が単純だったので毎朝徒歩通勤してみました)。

宿の近くの電気自動車充電ステーション(セルフサービス)。(日本にはどれくらい出来たでしょうか?)

充電ステーション

研究所へ歩いていく時に通る公園。アスレチック遊具もあります。

公園1  公園2

アスレチック

馬も時々通っていますが、

馬通行注意

馬糞が結構落ちている。

ストックホルムでオリンピックが開かれた時のスタジアム。

スタジアム1  スタジアム2

入らなかったので、ちょっと無理した感じの写真になってしまいました。日本から来た方に、大河ドラマか何かに出てきた、と言われましたが、そうなんですか?

北欧の町並みはどこもきれいですね。

町並み1  町並み2

これが Nordita が入っている AlbaNova 大学センター(王立工科大学 KTH とスェーデン大学の共同の敷地らしい)。

AlbaNova1  AlbaNova2

こちらが我々の研究会を行った建物で、ここは Nordita の建物ではないけれど、使わせてもらったらしい。

AlbaNova Main Building

中は宇宙関係の研究をしている部署があるらしく、こんなのが展示されていました。

Discovery tree  宇宙食

船外活動チェックリスト

最初のはスペースシャトルの打ち上げの木像 "Discovery tree"、次は宇宙食のサンプル、最後のは宇宙船外活動チェックリスト。

建物内の様子。

階段  廊下

デザインはきれいで開放感があるのだけれど、高い所が怖い私にはちょっと歩きにくい所がありました。

以前の建物には Oskar Klein を訪れた物理学者が名前を記した壁があった。新しい建物に移る時になくなり、現在は当時の写真から復元したものが飾られている。

Guest Book of Klein

超大物ばかりなのでしょうが、私が名前を聞いたことがあるのは、湯川英樹、W. Heisenberg, F. J. Dyson, W. Heitler, Niels Bohr, 李政道(Tsung-Das Lee)、楊振寧(C. N. Yang)、Ig. Tamm くらいかな。

研究会会場はこんな所。

会場

長くなったので、ストックホルムの街中などは次回。
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