researchmapの情報更新

researchmapは研究者が設定する編集許可(権限設定)により、本人以外が業績情報を更新し、研究者の負担なく業績情報を蓄積することができます。
 

1.アカウント登録者による更新

①手入力
researchmapの画面上から、一項目ずつ手入力することで業績情報を更新することができます。
また論文について、DOIを入力することでタイトル、著者等の書誌情報を自動的に入力できます。
 
②外部データベースからの取り込み
外部データベースから業績情報が取り込めます。
なお、ORCIDについては、ORCID-iDの認証機能を新たに設け、本人のiDであることを確認します。また、ORCID側でresearchmapを信頼する機関(トラステッド・パーティー)に設定することで、ORCID上で信頼する機関のみに公開と設定している業績情報をresearchmapに取り込みできます。
 
③インポート機能
規定の形式のファイルをresearchmapにアップロードすることで、業績情報を一括してインポートすることができます。

 

2.AIによる更新

・AIによる業績の自動登録機能 
論文、MISCの業績について、AIにより業績を自動的に収集し、研究者の業績の追加や、業績情報の足りない項目の補完を行います。
※AIによる業績情報の編集の可否や、反映前の確認の有無は研究者が任意に設定可能です。

 

3.共著者による更新

・共著者の登録情報を元にした業績の自動登録機能 
共著の研究者を設定することができます。論文、MISCの業績について、共著者が新規に登録した業績情報が、自身の業績情報として自動的に反映されます。
※共著者が登録した業績情報の反映の可否や、反映前の確認の有無は研究者が任意に設定可能です。

 

4.代理人による更新

研究者または所属機関事務担当者の要請により、その研究者情報の更新を代理で行える代理人を設定することができます。代理人は、researchmapの画面上から研究者情報を更新することができます。
※代理人による研究者情報の編集の可否や、反映前の確認の有無は、研究者が任意に設定可能です。

 

5.所属機関事務担当者による更新

①データ交換担当者による更新(研究者情報のインポート機能による更新) 
研究者情報のインポート機能にて規定の形式のファイルをアップロードし、自機関に所属する研究者情報を一括して更新します。本機能は、各機関のデータ交換担当者がresearchmapにログインして使用します。
②所属機関事務担当者による更新(researchmapの画面上からの更新)
所属機関事務担当者としてresearchmapにログイン後、自機関に所属する研究者の研究者情報を、画面上から1名ずつ更新することができます。
③APIによる更新 
自機関に所属する研究者の研究者情報を、WebAPIを利用し追加・更新・削除することができます。
※所属機関事務担当者による研究者情報の編集の可否や、反映前の確認の有無は研究者が任意に設定可能です。

 

6.編集許可設定(権限設定)

アカウント登録者は、共著者、所属機関事務担当者(※)、代理人、機械(AI)について、研究者情報の編集をどこまで許可するかを、設定することができます。

(※)researchmap.V1で研究者の権限設定が「所属機関の事務担当者による研究業績(非公開データを含む)
   の上書きを認める。」と設定されている場合、researchmap.V2でもその設定を引き継ぎ、
   所属機関事務担当者による編集を許可する設定になります。

   

編集許可設定については、利用者マニュアルをご覧ください。

researchmap.V2リリース後に初回ログインされた時点では、デフォルト値が設定されています。